CAM

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CAM は「Computer Aided Manufacturing」の略語で、「キャム」あるいは「シー・エー・エム」と呼ばれる。

詳細

当初、正式には高精度化や自動化など生産の向上を支援することを目的としたコンピュータを応用した取り組み、あるいは、そのために利用されるソフトウェアやシステムのことを指していた。現在の製造業におけるCAMという言葉は、NC工作機械を動かすためのNCプログラムの作成など、生産に必要となる様々な情報の準備をコンピュータで行うためのソフトウェアを意味するようになってきている。最近では、CADで作成した形状データを入力データとして利用するCAMが多いことからCADとCAMの機能を統合したものも多く、CAD/CAM(キャド・キャム)と呼ばれる。

1952年に米マサチューセッツ工科大学でNC工作機械が開発された後、直ちにNCプログラムの自動作成に関する研究が始まり、1955年にはNCプログラムを自動生成するための言語として「Automatically Programmed Tools (APT)」が開発された。APTの発表はCADよりも早く、CADが発表された後にAPTの概念が発達してCAMの概念となった。

関連項目