精度鈍感機構(Insensitive mechanism for manufacturing error)とは精度(加工誤差等を含む各種の誤差)の影響を受けにくい機構のことである.[1][2]
詳細
誤差鈍感機構とも呼ぶ.いわゆる精度(加工誤差等を含む各種の誤差)の影響を受けにくい機構のこと.例えば点接触歯車対のような歯面修正を施した歯車対は種々の形状誤差があっても角当りを起こさず,伝達回転誤差も小さくなるような構造を有する機構である.
引用
- ↑ 大泉哲也,酒井高男:誤差鈍感性を考慮した空間歯車の構成法に関する研究(第1報:点接触歯車対の構成法の原理),日本機械学会東北支部仙台地方講演会講演論文集,No.811-3(1981).
- ↑ 横田 晃,点接触歯車の基礎的な問題について,日本機械学會論文集,33巻253号(1967)1491-1503.