精密加工

1.設計・生産システム

ELID研削

ELID研削( 電解インプロセスドレッシング:Electrolytic In-process Dressing ) は、導電性結合の砥石表面を電解することによって砥粒突出を得るドレッシング作業を常時行いながら、または一定のインターバルによっ...続きを読む
2.精密加工

エバネッセント光

エバネッセント光( evanescent light ) は、全反射条件 ( total internal reflection condition ) 下において、低屈折率媒質側にしみ出る特殊な光である。一般的な光のように自由空間を伝搬す...続きを読む
1.設計・生産システム

エンドミル

エンドミル ( end mill ) は、円筒側面および底面に切れ刃および溝を有し、これを回転させながら材料の一部と接触させることによって、接触部を除去する工具である。 詳細 図2 エンドミル切削 図1 エンドミルの例 エンドミルは、一般に...続きを読む
2.精密加工

快削材

快削材 ( free machining material ) は、添加物や熱処理などにより削り易くした材料である。 詳細  快削材は、①機械的性質を劣化させない程度のごく微量の添加物や、②材料製造工程上の工夫、あるいは③熱処理により、被削...続きを読む
2.精密加工

研磨資材(研磨材)

研磨資材 ( materials used in lapping and polishing ) とは、研磨で使用される消耗品類の総称である。 詳細 研磨資材は、例えば、研磨に使用される研磨剤、砥粒、研磨液、添加剤、工具であるラップやポリシ...続きを読む
2.精密加工

工具たわみ

工具たわみ ( tool deformation ) は、切削加工において切れ刃に作用する切削力に基づく工具の弾性変形のことである。 詳細 図1 加工面生成 工具たわみ ( tool deformation ) は、切削加工において切れ刃に...続きを読む
2.精密加工

磁気粘弾性流体研磨(MRF)

磁気粘弾性流体(MRF)とは、磁場の作用によって微粒子状の磁性体と研磨剤を含んだ流体に粘弾性を持たせた状態をいう。MRFは磁気粘弾性流体研磨 ( Magneto-Rheological Finishing ) の頭文字で、磁気粘弾性流体を用...続きを読む
2.精密加工

触媒表面基準エッチング(CARE)

触媒表面基準エッチング ( CAtalyst-Referred Etching; CARE ) 法は、機械的な基準面を備えた化学研磨法である。基準面となる触媒表面に接触した被加工物表面凸部のみで生じる化学エッチングを用いることから、高効率か...続きを読む
2.精密加工

成形接合

成形接合 ( Molded direct joining ) とは、金属表面の微細構造創製技術と成形技術を利用した、金属とプラスチックの直接接合技術のことである。 詳細 背景 軽量化に向けて、様々な金属部品が樹脂に置き換えられつつある。しか...続きを読む
1.設計・生産システム

精密工学

精密工学( Precision Engineering ) は、精密で精度の高いモノの設計、加工、計測、作製などに関する技術・方法論を論じる学問であり、機械、電気、電子、光学、情報などの分野を広く横断的に扱う工学である。 詳細 精密(pre...続きを読む
2.精密加工

切削

切削 ( Cutting ) とは、工作物に対し切り込みを与えた工具を工作物と相対的に移動させ、工具刃先で工作物の一部を切り屑として変形分離し、希望する形状・寸法・表面を持つ工作物を得る加工である。 詳細 図1 ブロック図 切削加工は非常に...続きを読む
2.精密加工

切削油剤

切削油剤 ( Cutting fluid ) とは、金属などの切削加工を行う際に、工具ならびに被削材の潤滑や冷却、切りくずの排出性向上などを目的として使用される油剤の総称である。 詳細 18世紀中期の産業革命時頃から使用が開始された切削油剤...続きを読む
2.精密加工

単発放電

単発放電 ( Single Discharge ) とは、ただ1回の放電現象のことをさす。 詳細 図2 炭素鋼(+)側に生成した放電痕 図1 炭素鋼(―)側に生成した放電痕  絶縁液中で電極と被加工材を数~数十µmの間隔で対向させ、パルス電...続きを読む
2.精密加工

超音波振動研磨

超音波振動研磨( Ultrasonic vibration assisted polishing ) は、微小なポリッシャを被加工面に一定荷重で押し付け、研磨砥粒を掛けながら超音波振動を付加することにより、研削加工面を仕上げ加工する加工方法...続きを読む
2.精密加工

超音波楕円振動切削

超音波楕円振動切削 ( ultrasonic elliptical vibration cutting ) は、工具と被削材の間に相対的な超音波楕円振動を付加して切削する加工法であり、通常の切削や従来の一方向超音波振動切削に比べて、切削力、...続きを読む
2.精密加工

通電切削

通電切削 ( electric current assisted cutting ) とは、工具と被削材の間に電流を流しながら行われる切削加工である。 詳細 難削材の被削性向上や工具寿命の伸長を目的として行われる。まだ実用化には至っていない...続きを読む
2.精密加工

特殊切削

特殊切削 ( nonconventional cutting ) は、特殊な環境下もしくは条件下で行う切削加工法である。 詳細  特殊切削は切削性能の改善を目的として行われ、熱や振動等の①補助的エネルギを与えながら切削する方法、切削点近傍へ...続きを読む
2.精密加工

難削材

難削材 ( Difficult-to-cut material ) は、切削加工し難い材料の総称である。 詳細 一般に、①工具寿命が短い、②切削抵抗が大きい、③切削温度が高い、④切削仕上げ面が悪い、⑤切りくず処理性が悪い、といった切削上起こ...続きを読む
2.精密加工

微細放電加工

微細放電加工 ( Micro EDM ) は、放電加工を微細加工に適用するために、微細な工具電極を用い、微小な放電エネルギーにより微細な形状(500μm以下)を加工する技術である。エンジンの燃料噴射ノズル、化学繊維の成形ノズルの穴加工、電子...続きを読む
2.精密加工

被削性

被削性 ( machinability ) とは、切削対象材料の削られ易さを示す。 詳細  一般に、①切削抵抗の大きさ、②工具寿命の長さ、③加工後の寸法精度と表面品位、④切りくず処理の容易さの4項目を基にして被削性が評価される。これらの項目...続きを読む